ボトックス注射

ボトックスとは、A型ボツリヌス毒素より抽出した、毒性のないA型ボツリヌストキシンです。筋肉に注射することで、ある一定期間の筋肉収縮を和らげる効果があります。これを利用して表情ジワの改善を図ります。注射してすぐに効果は実感できません。個人差はありますが、２～３日で効果を実感しはじめ、３～４ヶ月効果が持続するというのが目安となります。表情ジワの改善効果が高く、施術時間が短くアレルギーなどの副作用もほとんどないことからリピーターの多い治療法の一つです。

当院では、日本国内で唯一厚生労働省の承認を受けているアラガン社の「ボトックスビスタ」と、韓国食品医薬品安全庁（KFDA）によって医薬承認されている韓国のHugel社が製造した「ボツラックス」の2種類からお選びいただけます。両方ともA型ボツリヌストキシンを成分に含む筋弛緩剤です。ボトックスビスタの持続期間は３～4か月、ボツラックスの持続期間は２～３カ月程度と言われていますが、注入部位や注入する深さ、量によって個人差があります。

国内唯一厚生労働省承認の「ボトックスビスタ」

ボトックスが最初にFDA(米国食品医薬品局)の承認を受けたのは1989年、眼瞼痙攣などの神経学上の症状を改善する製剤として治療への使用がスタートしました。その後、 眉間のシワ治療薬としてもFDAの承認を受け、美容目的の治療でも使われるようになりました。日本国内では2009年に厚生労働省の承認を受けています。ボトックスは手軽で効果が高く、副作用がほとんどないことから表情ジワ改善に広く用いられるようになり現在に至っています。

ボトックスビスタ認定医が治療を行っています

ボトックス治療は、A型ボツリヌス毒素製剤の取り扱い、治療の安全性と有効性、筋肉の解剖学的な知識、注射治療の手技について、深い知識と経験がある医師が行うものです。医師であればボトックス治療ができるということではなく、事前に講習や実技セミナーを受講して正しい知識や技術を身に付け、資格を取得することが義務付けられており、それがない医師にはボトックス治療ができません。当院では受講して資格を取得した医師が治療を行っています。

過不足なく適量を必要な場所に注入するために、当院では患者様のお顔を丁寧に見せていただいて筋肉の位置や状態を確認し、最善のポイントに適切な量を注入しています。また、２～３週間以内で効果に不足があればリタッチも行っていますので安心してお越しください。

極細注射針を使用しています

使用する針は、世界初極細注射針34Ｇ JBP Nanoneedle(外経0.190mm)を導入しております。JBP Nanoneedleは針の外形が薄く、針の厚みが薄く、表面に摩擦抵抗が少なくなる処理を施しているため、注射針を刺した時の痛みと出血を軽減できます。

こんな方におすすめ

• 額、眉間、目尻のシワを無くしたい
• エラ張りを無くしたい
• 小顔になりたい
• 肩こりがひどい
• わき汗を抑えたい